作家紹介

作家紹介
オートクチュールの縫子であった母の元、幼い頃より布や針と仲良く遊ぶ。
絵を描くのも好きで、洋服の絵を描いては母に作ってもらったりする中、益々服が好きになり作る楽しみも知る。

高校卒業後マロニエファッションデザイン専門学校入学。
洋裁検定 上級 教員免許 取得 Mt.Fuji国際ファッションコンテスト銅賞&山本寛斎デザイナーズ特別賞 受賞。

パタンナーとして、某アパレル企画部にて有名ブランドのパターンを数々手掛ける。



2013年4月25日木曜日

つづき。


て言って、つづいてなかった。
あちゃー(汗)3月の赤富士の続き。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ご紹介させて下さい・・




手紙 〜 親愛なる子供達へ 〜 樋口了一



年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話しを何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由を付けて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかもしれない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して支えくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びを
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ
愛する子供たちへ





どぅして、あの日のつづきかって、
本家の叔父or 叔母が、帰り際みんなに手渡してくれた手紙の中にあったのでした。

ちょうどその2日ホド前にわたしは、同じこの詩を
face bookで見つけ「いいね!」していたトコロだったので、
何となく、繋がっているなぁ〜って感じたのでした(^ー^)







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